2009年9月
頭痛専門医を受診する④~受診するときのポイント
頭痛の専門医を受診すると決めたら、
あらかじめしておいた方がいいことがあります。
それは、自分の頭痛に関しての情報を、ノートに書き出すということです。
頭痛の症状について、気づいたことを書き出しておくことで、
お医者様に自分の症状を正確に、スムーズに伝えることができるからです。
お医者様の前で、症状を伝え切れなかったという、
苦い経験をされている方もきっといらっしゃるでしょう。^^;
もちろん、メリットはそれだけではありません。
頭痛で苦しんでいながらも、自分がどのタイプの頭痛持ちなのか、
わかっていない人がけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
頭痛の情報ノートに、自身の症状などを書き出していくことで、
自分がどんな頭痛持ちなのか、知ることができるんです。
お医者様まかせではなく、
自分の症状をしっかり把握することも、とても大切なことです。
頭痛情報ノートに書き出す項目としては、
■いつ、どんなとき頭痛が起こったか? (休日、仕事に行く前、など)
■どの部分が痛むのか? (目の奥、後頭部、など)
■頭痛の頻度は? (毎月○回、週○回、毎日・・)
■どんなふうに痛んだか? (ずきずき、重苦しい痛みなど)
■どのくらいの痛み? (寝込むほど、など)
■頭痛のほかに症状はあったか? (吐き気、嘔吐、肩こり・・・)
■頭痛薬をどのくらい使用していたか?
などですね。
これで、自分で頭痛の症状を把握できることはもちろん、
お医者様に正確に症状を診断してもらえますので、一石二鳥です。
是非とも、頭痛情報ノートを作ってみることをオススメします♪
切っても切れない関係①~女性ホルモンと頭痛~
「いつどんなとき頭痛がしますか?」
お医者様にこのような質問をされて一番多いのが
「生理前とか生理中かも!」といったお返事だそうです。^^;
女性にとっては切っても切れない関係。
それは女性ホルモンです。
女性ホルモンは、頭痛にも非常に深い関係があります。
そう、生理前や生理中に頭痛が起こる人が、とても多いんですね。
女性ホルモンが関わっていることで
生理だけではなく、妊娠、出産、更年期などのからみも出てきます。
とくに生理の時に起こる頭痛は、「片頭痛」がほとんどなんです。
片頭痛持ちの方のうち、約半数が
生理と関係していると言われるほどなんですよ。^^;
では、頭痛と、女性ホルモンの何が関係してくるのでしょう?
女性ホルモンには、
①卵胞ホルモン(エストロゲン)
②黄体ホルモン(プロゲステロン)
というものがあります。
この二つは生理周期によって分泌量が変動するものなのですが、
分泌量の変動が片頭痛を起こす原因となっていると言われています。
例えば、①の卵胞ホルモン(エストロゲン)について。。。
この卵胞ホルモン(エストロゲン)は、排卵の直前に多く分泌され、
逆に、生理前には急激に分泌量が減ります。
そう、分泌量が急激に減るときに、
片頭痛が起こりやすいと言われているんですね。
「生理前や生理中に頭痛がするかも?」というのは、
卵胞ホルモン分泌量の急激な変化が、そうさせていたんですね。
また、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量の変動が
少ないのが妊娠中です♪
ですから、妊娠中は片頭痛の起こる率がとても少なくなります♪
同じような考えから、
閉経後に片頭痛が治まっていくというのも、うなずけますね。
初潮が始まる前やはじまってから、
片頭痛が起こりはじめる人が多いことも理解できるかと思います。
切っても切れない関係②~生理中、妊娠中の頭痛のとき
女性ホルモンと頭痛は、切っても切れない関係だということは
お分かりいただけたと思います。
では、生理中や妊娠中のときに、いつもの頭痛が起こってしまったら、
どうしたらいいか迷ってしまいますよね?
妊娠中なら、おなかの赤ちゃんの影響になるのではないかと
頭痛薬を飲まず、症状を悪化させてしまった方もいらっしゃいます。
頭痛自体をすっかりなくす方法は、残念ながらないのが現状です。(泣)
ですが、私が試してみて気が紛れた方法がありますので、
ここで紹介しておきますね♪
生理中の頭痛対処法
~生理痛でも、いつも通りの生活を心がけよう!~
私の場合、生理痛もひどい上に、
必ずと言っていいほど片頭痛も起こっていました。
そのため、どうしても一日中、寝込んでしまうことが多かったんです。
でも、それがまさに逆効果だったんですね!!
あくまでも規則正しい生活をすることが大事です!
(食事、睡眠なども、普段通りですよ!)
妊娠中の頭痛対処法
頭痛持ちなのに、妊娠中に頭痛薬を飲めないなんて・・・
そう考えると、妊娠なんて絶対無理!と思ってしまいますよね。
その恐怖心、わかります。^^;
しかし、一般的に妊娠中は女性ホルモンが
うまい具合に作用されますので、頭痛は少なくなります。
(私の経験上でもそうでした。)
それでも痛くなってしまった時の対策として、どうすればよいか?
■片頭痛のときは痛い部分をがっちり冷やす
■暗くて静かなところで休む
この2点です。
冷やすという対処法は、私も一番効きました。
これは妊娠中にかかわらず、ずっと使える対処法ですので、覚えておくといいですよ♪
ママも心配!子供の頭痛
我が息子や娘から、「ママー、頭が痛い(>_<)」と言われると
とても心配になりますよね。
頭痛持ちのママだったら
もしかしたら私に似ちゃった?って少なからず思うもの。^^;
子供に多くみられる頭痛といえば、
それは風邪からくるものが一番多いかもしれません。
風邪からくる頭痛は、鼻水や咳を伴いますので、すぐにわかります。
また、風邪の症状が治まれば、頭痛も自然とおさまっていきますので
そんなに心配する必要もないでしょう。
(あきらかに強い頭痛を訴える時は、すぐ病院へ!)
また、子供でも片頭痛が出ることもあります。
片頭痛の章でお話ししたように、片頭痛は遺伝性が高いですので
家族に片頭痛持ちの方がいれば、片頭痛を疑ってもいいと思います。
子供の片頭痛は大人の片頭痛と違って、
嵐のようにきて嵐のように去っていくような感じと言いましょうか。
痛みが出てから治まるまでが、あっという間です。
実際に、私の小学生の娘もこのパターンなのですね。^^;
また私の母も頭痛持ちでした。
娘の私も見事に片頭痛でしたし、
遺伝と言われてもおかしなコトではありませんね。
もしあなたと同じように、お子さんが頭痛を訴えるようならば
一度、病院で検査を受けてみてもいいと思います。
片頭痛と診断されれば、対処法もわかりますからね。
それから、これは私が経験して感じたことなのですが、
親があまり神経質にならないことが大事です。
(脳腫瘍など危ない頭痛はのぞいて)
「もういたくない?」「だいじょうぶ?」と
聞きまくると、子供にも不安が伝わってしまいますから、逆効果です。
せっかくなら、「だいじょうぶ、○○すればラクになるよ」と
子供と一緒に、頭痛の対処法を確認しあうなどして、
頭痛に対しての不安を取り除いてあげるのがベストです♪
頭痛とほかの病気との関係
毎日続くつらい頭痛・・・。
なかでも、生活に支障をきたすほどの頭痛のときは
「もしやこれは病気では?」と誰しも疑うことがあるのではないかと思います。
そこで、これは頭痛と関係あるのかな?と
一般的に疑われる病気について、ここで紹介しておきますね。
①蓄膿症と頭痛の関係
蓄膿症と頭痛は非常に関係しています。
ただ、あくまで急性(副鼻腔炎)のときだけです。
急性副鼻腔炎になってしまったら、頭痛や顔面痛がおきます。
しかし慢性の場合は、頭痛はあまり出ないと考えていいでしょう。
②顎関節症と頭痛の関係
顎関節症の原因の中に、よく歯を食いしばるというのがあります。
ですから、あごの周りの筋肉が緊張をして、緊張型頭痛をひきおこすことがあります。
ただし、頭痛が起こるから顎関節症かとも断言できませんし、
顎関節症だからと言って、必ずしも緊張型頭痛が起きるとも限りません。
しっかり専門医で診断してもらいましょう。
③脳の病気と頭痛の関係
これがいちばん気になるところではないでしょうか?
確かに頭痛は遺伝性が高いものです。(とくに片頭痛)
ただしあくまで、親子間で頭痛体質だ、といった感じでいいと思います。
かならず遺伝するものでもありませんからね。
脳の病気は遺伝することはありません。
心配しすぎて頭痛を起こさないでくださいね!
日常生活でよくある頭痛、これってどうなの?
病院に行くほどの痛みではないけど、なぜか○○したとき、
気づいたときに、頭痛が勃発してるってことありませんか?
日常生活のちょっとしたナゾの頭痛(?)について、ご紹介しておきます。
①帽子をかぶると頭痛が起こる
これは緊張型頭痛に多いですね。
頭を圧迫することで、頭痛が起きてしまうようです。
ゆるめの帽子をかぶって予防することができます。
片頭痛の場合は、頭の拡張した血管をおさえることになりますから
逆に頭痛が楽になるようです。
②昼寝をした後に頭痛が起こる
これはほとんどの場合、片頭痛です!
片頭痛は寝すぎても寝不足でも起こってしまうやっかいもの。^^;
命にかかわる頭痛ではありませんが、
片頭痛の治療のためにも専門医を受診するのがいいかと思います。
③パソコンなどで目を酷使した後に頭痛が起こる
これはまさしく緊張型頭痛です。
定期的に休息を入れることが一番大切かと思います。
緊張型頭痛も、ひどくなると吐き気がおこることがありますので注意です!
④明るいところに長時間いると頭痛が...
たいがい片頭痛の人に多くみられる頭痛です。
片頭痛は、光や音、においというものが原因となることが多いからです。
頭痛にいい食べ物、悪い食べ物
ほとほと私たちを困らせている頭痛ですが、
日常生活を見直すことで、改善の方向へ向かうというお話をしました。
また、それと同じように、食べ物や飲み物で
頭痛にいいもの、悪いものとされているものがあります。
(とくに片頭痛は関係が深いと言われています)
ここでは、頭痛にいいとされる食品についてご紹介します。
頭痛にいいとされる食品
①マグネシウムやビタミンB2が多く含まれる食品
■玄米、大豆(納豆やお豆腐も)、海藻類(わかめ、のりなど)
■アーモンド、乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
マグネシウムは人間には必要不可欠なミネラルの一つです。
めまい、疲労感がいつまでも抜けない、ストレスがたまる、足がよくつる・・・
こういった症状はマグネシウム不足なんですよ。
マグネシウムが頭痛にいいと言われているのは
血管の収縮をおさえるはたらきがあるからです。
片頭痛にはとってもいい成分ですね♪
またマグネシウムは、筋肉の収縮にもかかわることが
わかっていますから、緊張型頭痛にも有効です♪
②コーヒー
コーヒーには言わずと知れたカフェインが含まれています。
カフェインは血管を収縮する作用がありますので、
頭痛(とくに片頭痛に)を軽くする効果が期待できます。
痛くなりそうだなぁ~と感じた時に、コーヒーを飲むといいですよ♪
ただし、あまりにもたくさん飲みすぎると禁断症状が出て
逆に頭痛を起こすことがありますので注意してください。
1日3食とる食事のなかで、こういった頭痛にいい食べ物を
少しずつ取り入れていってみてください♪
もしかして曲がってる?!~猫背と頭痛の関係について~
頭痛の話をしているのに、
「なんで猫背の話に??」と思われるでしょうか。^^;
私も最初はそれほど、
猫背が頭痛に関係するものだとは思ってなかったんです。
もともと肩こりがあった私ですが、いくら肩を揉みほぐしても
頭痛と同じで、なかなかよくならず・・・。
なんとなく、頻繁に起こる頭痛も
肩こりが原因なんだろうな~とは思っていましたが、
まさか猫背も頭痛に関係していたとは、本当に意外でした!
そうなんです。
猫背で姿勢が悪いことが、肩こりや頭痛の原因になっていたんです。
猫背とは、背中の筋肉(背筋)や首の筋肉にとっても負担のかかるもので
それが痛み、コリとなってでてくる・・・といったしくみになっています。
では、なぜ肩こりが頭痛の原因になるかというと、
人間の体はおも~い頭を、1本の背骨で支えているわけです。
それが猫背だと、その頭の重みが首から肩の筋肉に
のしかかってしまうことから、肩こりが起きてしまうのです。
軽い肩こりなら軽めのストレッチ、運動などで解消できますが
慢性的な肩こりになってしまうと「頭痛」にまで発展してしまうんですね。
たかが猫背と、あなどってはいけませんね!